2006
ナラ
12/21

写真の玉はナラの中でもコナラだと思うがどうだろう?。原木として運ばれる時に重機で転がり回されたので樹皮がボロボロだ。
ナラは伐られて1〜2ヶ月と間もないうちは割るのは極めて簡単。一振りでパッコンだ。薪割りが本当にラクで楽しいのはナラだね。割って楽しい、焚いてウレシイ、ナラは言わずと知れた薪の王様だ。
さて一口にナラといってもそれは総称であって、なんでもブナ科コナラ属のうち落葉広葉樹の一群のことを指し、日本では次の6種類がナラに分類されるという。
・ミズナラ(水楢もしくは大楢)
・コナラ(小楢)
・カシワ
・ナラガシワ
・クヌギ
・アベマキ
(ちなみに、同じブナ科コナラ属のうち常緑の高木の一群を総称して「カシ」だ。8種もある。)
クヌギもアベマキもカシワも分類上は全部ナラなのだ。学名にみな「Quercus」がついてなるほど同じ仲間らしい。
しかし実際はナラといえばミズナラやコナラのことをさし、カシワやクヌギと区別するのが一般的じゃないのかな?どうだろう?
用途や地方が違えば事情はまた変わるようだ。昔から家具作りでナラといえばミズナラを指すらしいし、薪といえばコナラのことだったり、いや薪炭林としてクヌギこそが盛んに植えられたりもする。おおよその分布で言えばミズナラは山地帯、クヌギは人里近い里山、コナラは両方に広く分布する、って感じだろうか?
このミズナラ、コナラ、クヌギが見分けられたら初心者の私としては上出来だ。

ミズナラは水楢とも書くくらい水分を多く含み燃えにくい。割ると水が飛ぶくらい。樹皮は裂け目が浅く、紙のように薄くパラパラと剥げ落ちるように見える。2枚目の写真はおそらくミズナラじゃないか。
コナラはミズナラの大楢に対して小楢であり、ミズナラより樹皮は厚く裂け目がはっきりしている。裂け目の山の部分には灰色の平滑面が残ることが多い。それに樹皮の内側の茶色い繊維質がタテに裂ける。薪となってからはここでも見分けがつくね。
3枚目の写真は薪になったコナラ(左)とミズナラ(右)だ。

クヌギはコナラに似るがもっとモコモコ、ゴツゴツして平滑面はない。裂け目に橙色が残ることが多く、樹皮の内側もコナラのような繊維質ではない。火力、火持ちともに一番の最高の薪はクヌギだと言われる。
そのほか、カシワといえば柏餅の柏。コナラなんだかカシワなんだかよくわからないから、えーいナラガシワ。職人さんでも区別がつきにくいアベマキは樹皮がコルク状に発達していて昔はビールの栓に使ったとか使わないとか。いずれも今までそれと知らずにお目にかかっているかもしれない。
いつの日か、達人みたいにいちいち樹種を言い当てられるようになりたいね(笑)。
【 玉切り図鑑 | CO:2 | TB:0 | 13:06 】
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2006
ケヤキ
11/08

どんな曲者も10回も20回も意地になって叩くタイプの私が、1回叩いて完全に跳ね返され、2回目叩いてすっかり戦意喪失。なんだこの堅さは。堅いというより重くて割れない。これは無理だ。
腕の太さの枝の部分ですら割れない、割れない、割れない、何度叩けば割れるんだ?なぜだ??こんな木は初めてだ。
お前は誰だ??(笑)
写真で探す木肌や断面からブナじゃなかろうか、とアタリをつけたが、しかしブナはもっと樹皮は平滑みたいだし少し違う気がする。ファイアーサイドのサイトでもブナは割りやすいと分類されているし。
ワカラナイ???この木なんの木。

その後、コメントでケヤキ、トネリコ、樫、アオダモと堅い木がいろいろあることを教えてもらったが、街のケヤキ通りを歩いて観察したり実際に伐った人の証言も得て「ケヤキ」と決することにした。
噂とおりのそして想像以上の堅さだ。
ケヤキの玉切りはまず25cmから30cmくらいで試すことをオススメする。私は普通に40cmで玉切りしたので割ることができないでいるのだ。
【 玉切り図鑑 | CO:11 | TB:0 | 07:39 】
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2006
ヤマザクラ
11/07

玉切り図鑑「ヤマザクラ」。
比較的覚えやすい。樹皮が紫褐色で、濃い褐色だったりグレーっぽく見えることもある。いずれも横に入った模様が特徴的だ。入手もしやすいのか、私がもらう広葉樹にはたいていヤマザクラが混じっている。
薪割りのしやすさは普通。難儀もするし簡単にも割れる。割りたくない木ではない。ただヤマザクラの樹皮は薄い紙みたいなくせになかなか破れず、割っても樹皮一枚で繋がってしまうことが多い。面倒だねこれが。斧でザクザク切断しようとするが、ハサミでジョキジョキ切りたいくらいだ。
サクラは薪としては優秀と言われる。火持ちも良い。
貰えるならば汗をたくさんかいてでも貰ってきたい木。
買えと言われたらどうしよう。同じ買うならナラにしたいかも。
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(名無し)さんから情報提供の「世界の木材」ヤマザクラのページ
http://www.wood.co.jp/wood/m023.htm参考「木の辞典」ヤマザクラのページ
http://www.kanayama-chip.com/dic/books/ya-mz.htm- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
【 玉切り図鑑 | CO:1 | TB:1 | 18:05 】
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2006
玉切り図鑑
11/01
玉切りしていて楽しいのは、この木は何だろう?という瞬間だ。
あとで達人に尋ねると、これはホウ、ドロノキ、ハンノキ、リョウ、いろいろと教えてくれる。でもすぐ忘れる。薪割りをしていてもさまざまな断面があり樹皮がある。粘りのある木。なかなか切れない樹皮。見事に美しい木肌。これは何の木だ??
例えばキハダは特徴があるのですぐ覚えられた。樹皮の内側が鮮やかに黄色い。この内皮が昔から胃腸薬として使われておりあの「百草丸」にも主成分として今も使われている。暴飲暴食した朝には削って噛んでやろうか(笑)。
薪ストーブユーザーが大好きなナラだってそれは総称であって、ミズナラ、コナラ、クヌギ、アベマキなど、ひとつひとつわかるようになればどんなに楽しいだろう。
木の種類を調べようと思い樹木図鑑を探すが、樹木図鑑というのはそこに立っている木の様子や葉っぱの形状が載っているものであって、伐られた断面や樹皮まではなかなか載ってない。しかしほとんどの薪ストーブユーザーというものは、その手元にやってくる木は伐採されて枝打ちされて葉っぱ一枚残っていない原木、はては割られた薪なのである。これで樹木の判別は難しい。
さらにはその地方ならではの樹木分布もあれば呼び名もある。覚えようと思ったら実際に山で木を見て経験を積んでいくしかなさそうなのだ。
というわけで、この木なんの木、、、「玉切り図鑑」のカテゴリを作ってつれづれに撮っていこうと思いついた。わからない木は教えてもらおうという魂胆である(笑)。
この記事に表示されていた画像は「ヤマザクラ(11/07)」として玉切り図鑑に表示されています。コメントをありがとうございました。
【 玉切り図鑑 | CO:3 | TB:0 | 12:33 】
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