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2006
薩摩中霧島壁

07/25



我が家の家づくりで「無垢の木」とともにこだわったのは、左官職人さんに入ってもらって「壁は左官仕上げ」にすること。つまり家の中の壁は土壁、珪藻土や漆喰などの昔ながらの塗り壁にしたいってことだった。
やっぱり自然がいいよ。今も昔も人は自然(=理にかなった、普遍的な)が一番。家が呼吸して湿度を調節するし、空気はきれいだし臭いもない。密閉された気密住宅で感じるあの「異質な圧迫空間」は嫌いなのだ。

地元の土で塗る土壁やらいろいろ候補にあがった結果、我が家の内装壁は「薩摩中霧島壁」で仕上げることとなった。九州のシラス(火山灰)を主成分とした自然素材100%っていう左官材だ。興味のある人は検索で調べて下さいませ。
なんでわざわざ九州の火山灰なんだ?と最初は思ったが、珪藻土や漆喰よりもローコストで施工も確実、なおかつ仕上がりに遜色はない。信頼できる左官材の中で最近オススメ、とは工務店の話。
なにより私の愛飲する芋焼酎「黒霧島」と名前が似ていた、決まりだ(笑、それが理由でいいのか?)。



実際住んでいて実にすがすがしい。なるほど呼吸してる、湿度を調節してる、空気がきれい、臭いがない、という実感が持てる。こんな梅雨の長雨でもジメジメ感を感じない。サラっとしたものだ。家に帰ってきて「ああ、気持ちいい」と思えるあの瞬間の快適さはなんともうれしい。

もちろん「薩摩中霧島壁」で塗ったからそれだけで快適になったのではない。
「無垢の木」「開放的な間取り」「自然素材」「在来工法」「自然換気」「薪ストーブ」などなど、自然な家づくりが醸し出す快適空間のハーモニーを「薩摩中霧島壁」に代表してもらって、この快適空間こそが我が家の二つ目の宝なのである。

【 木の家 | CO:1 | TB:1 | 10:04 】

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2006
スギはあったかい

05/26

私の家づくりには3つの財産がある。
ひとつは、無垢の木をふんだんに使った木の家づくりだ。特に30ミリのスギの厚材によるフローリングはまさに宝だと思っている。
スギが宝だなんて言うと「スギなんて捨てて埋めるほどあるぞ、二束三文だ」と人は笑う。でも、どうして人は家づくりにスギの木をもっと使わないんだろう?安普請?そういうものかなあ。

スギがこんなにあったかくて気持ちいいことをみんなきっと知らないんだな。(忘れているんだな)



同じ無垢の木でも種類によってあたたかみが全然違う。簡単に言えば針葉樹はやわらかくあったかい。広葉樹は堅く冷たく感じる。
私は家づくりの際、一番ぬくもりのある心地いい素材を確かめたくて、スギ、ヒノキ、サワラ、カラマツ、輸入もののパイン材、いろんな無垢のフローリングのサンプルを取り寄せて、自分の素足で踏んで決めた。すぐにスギの木しか考えられなくなった。そして通常の倍はある30ミリの厚さで我が家に入れた。



肌触りが最高。薪ストーブの前でフローリングに家族全員がねっ転がって暮らしている。冬だって靴下も敷物もいらない。雨の日もさらっとしている。
「この家の床はなんでこんなにあったかいの?」「床暖なのか?」我が家を訪れた人は素足になって驚く。

くり返して言おう。スギの木はあったかいよ。スギの厚材によるフローリングは最高さ。我が家の宝。財産だね。
もちろんスギゆえの弱点もある。傷や汚れに弱い、反る、空く、それがイヤな人はこれまでのフローリング建材を使えばいい。
薪ストーブで暮らす人ならこういう感覚もわかってもらえるんじゃないかな。

【 木の家 | CO:0 | TB:0 | 21:34 】

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