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2009
デジタル温度計6

02/27



案の定、私が使った秋月電子のステンレスタイプのプローブも約2ヶ月で交換だ。
写真のとおり、ボロボロ。熱でやられてステンレス管も裂けてしまった。当然まともな温度は表示しないからお払い箱。「二次燃焼をモニターする」で書いた位置で長持ちするよう測定していたのだが、それでも耐えられなかったということだ。
毎日毎日、800度にもなる高温で焼かれ続けていれば無理もないといったところか。700円という安価だからいいものの、プローブだけで数千円から数万円もするようなちゃんとしたデジタル温度計だったらとてもやっていけないね。



よくみるとリード線タイプのプローブをステンレス管で保護しているだけの構造みたいだ。ならばと温度を感知するのであろう先端部分だけを残して、耐熱テープでステンレス管をグルグル巻いてみることにした。少しは耐久性が増すだろうか。

新しく替えたばかりのプローブは感度がいいね。気持ちよくぽーんと700、800度で安定した温度を表示する。ものすごく上手に焚けてる気にしてくれる(笑)
逆にいえば、高温に焼かれて温度表示の精度は日々落ちていってたんだろう。それはたぶんコンバスターの性能にもいえることなんだろうね。



ダッチウェストでは二次燃焼をモニターするプローブ温度計が標準仕様のように、アンコール触媒機でも二次燃焼をモニターする必要性は少しも変わらないはず。本来は何らかの方法で標準仕様であっていい。
もしくは壊れないコンバスターと二次燃焼室。それがクリアできたらアンコール触媒機のアドバンテージはますます揺るぎないものになると思うのにね。


【 薪ストーブ | CO:2 | TB:0 | 00:20 】

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2009
VCストーブはこうして作られる

02/13



誰か上の画像のリンクを翻訳してくれないか?(笑)
本題としては正直それが言いたいのだが、バーモントキャスティングスのストーブがいかにして作られるかが映像になっている。「アメリカンビルダー」という番組の一つのエピソード。

ディファイアントで紹介しているがまさに鋳物の鋳造工程。スクラップを溶解して鋳型に流し、巨大な振動機?で型を粉砕し、鋳物を取り出してる。バリを取ったり、組み立てたり、塗装したり。
勝手な想像だが、金属成分の比率?とか、塗装の配合?とか、他にも実験らしい箇所も見てとれるし、おそらく全ストーブのオリジナルの鋳型なんだろうがズラリと倉庫に保管されている。世界のバーモントキャスティングスのストーブはここで作ってたんだぜ、っていかにも誇らしげだ。
意外と機械化されてるんだろうが、いつか見たような工場というか、懐かしいというか、暖かいというか、いかにも薪ストーブ鋳造してひとつひとつ組み立ててます、って映像だ。
大好きだね。

まあ、見る人が見れば見方は違うんだろうが、、、、英語で喋ってる内容が知りたい(笑)


ちなみに、CFM社はいつの間にかMHSC社に合併している。2008年から。メールするならそっちだったんだね。再編にしろ買収にしろ、バーモントキャスティングスやダッチウェストのブランド名は受け継がれていくし、力のある会社によって薪ストーブづくりが充実するならそれも悪くない。コンバスターもステンレスになることだし、薪ストーブはこれからも楽しみだ。

MHSC(モネッセン・ハース・システムズ・カンパニー)
http://www.mhsc.com/


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2009
二次燃焼をモニターする6

02/09



上の写真はある日、スロートフードが赤熱した場面だ。
ビールを飲んでネッ転がっていてふと見ると赤熱している。鉄が赤熱する温度は800度とも言われ正確にはわからないが、メーカーもストーブのパーツを赤熱させるなと言っているように、この高温状態はあまりオススメできるものではない。
(もっとも、その気で焚けばほぼ毎日といっていいくらい、私は赤熱させる、笑)

ところがこの時、二次燃焼室をモニターするデジタル温度計は750度。特別高くもない、普通だ。これだけ赤熱しているのだからコンバスターはさぞや燃え盛り、二次燃焼室を高温で焼いていると思ったのに。
代わりに最高記録なのは、一次燃焼のグリドルの中央だ。この時400度に迫ろうとしていた。
つまり尋常でない高温になっているのは一次燃焼の方だ。この日、スロートフードが赤熱したのはコンバスターが過燃焼したからでなく、一次燃焼室の高温が赤熱させているのだ。



私はコンバスターが壊れる理由を二次燃焼室に探そうとしていた。だが二次燃焼をモニターするうちに、コンバスターはそれ自身で過燃焼になりはしない。そうさせているのは一次燃焼だ。一次燃焼の高温と混合してくる二次燃焼空気が関係してスロートフードの裏(二次燃焼室の入り口)で赤熱が起こり、コンバスターを高温に晒していく。唯一、制御できてコントロールすべきは一次燃焼なのだ。
と、しごく当たり前のことを再認識しつつある。

・・・・・だから、焚き過ぎだとずっと言ってるじゃないか(笑)

「薪ストーブとは、一次燃焼である」
アンコール触媒機はその抜群の性能からつい二次燃焼システムに意識がいってしまうが、二次燃焼は副次的に用意されたシステムであって、本来はそれほど意識しなくても発揮できるようになっている。
アンコール本体のほとんどを占める一次燃焼室の大きな空間をいかに良く暖かく焚くか。そして適度に焚くか。コントロールすべきは一次燃焼なのだ。

注:
写真の見え方では、ロアーファイアバックごと炉内が赤熱しているように見えるかもしれないが、赤熱しているのはスロートフード。光やら熱の具合でそう見えるだけ。いくら私でもロアーファイアバックまで赤熱させたことはない。

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追記だ。
この記事のコメントで同じアンコール触媒機のnnishiさんがたいへん参考になることを書いている。なぜ自分のコンバスターは壊れるのか、ひとつのヒントになるだろう。


【 薪ストーブ | CO:2 | TB:0 | 13:37 】

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2009
二次燃焼をモニターする5

02/08



二次燃焼をモニターしてわかったことその5は、
「ナラの高温」だ。

ナラは相当な高温で燃える。
そんなことはみんな知っているし、自分でもナラは最高に暖かいと言ってきた。事実、デジタル温度計でモニターすると、よく乾燥したナラが調子良く燃える時の二次燃焼室の温度の推移は違う(気がする)。気づくとあっと言う間に800度で安定していたりする。一次燃焼で空気を多めに燃やしても高温だし、空気を絞っても高温だ。絞っても絞っても逆に上昇する一方の時もある。そして暖かい。
ナラを炉内のどこに置くかも重要で(と私は考えていて)、スロートフードの真下、ロアーファイアバックに沿って燃えるほど、その傾向が多いように思う。大割よりも中割程度なら一時的な温度低下もなく早く安定するし、その強く長い火力がロアーファイアバックを熱し、スロートフードから吸い込まれていく。
むろん他の樹種(雑木)でもそういう高温になるが、それはむしろ薪の配置、空気の通り方、空気の量など、燃えやすい条件が外因として揃ったと言うべきで、ターボがかかったようなナラ自体の高温はやはり別物と感じる。


「ナラを燃やしているとたいていの窯は早く痛む」
と言った職人さんの言葉がにわかに実感として湧いてきた。
(痛む窯はたいていナラを使っている、だったかな?)
陶芸の窯か、風呂の釜なのか、昔の鉄板ストーブの話か定かでないが、ナラの高温とコンバスターに関係はあるのかどうか?

コンバスターをすぐ壊す人はナラをメインで焚いてないか?
逆に、ナラにこだわらずたくさんの樹種で焚いている人のコンバスターはどうだ?

案の定、私はナラがメインだ。所有する7〜8割はナラで、巡航運転で焚くメインの大割、中割は、わざわざナラばかりを選んで投入する。高温の単一樹種だけが燃えることは薪ストーブ(コンバスター)にとって想定の範囲だろうか?
このナラの使い方と量、配置にも少し工夫してみようかと思い始めている。

なんてね。あくまで現段階での仮説だ。必ずしもそうでない条件は他にたくさんあるだろう。ナラはコンバスターに悪いなどとすぐに短絡してもらっては困るぞ。私もそんな結論はイヤだ。
だが「ナラの高温」はモニターして実感する事実だ。今後も様子を見て行こう。いつか理解に繋がるといいね。


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2009
二次燃焼をモニターする4

02/07



二次燃焼をモニターしてわかったことその4。
「温度計はグリドルの中央」だ。

薪ストーブに必須のバイメタル式温度計。アンコールの場合はどこに置く?
グリドルの中央か?、あるいはストーブトップの煙突側か?
私も二次燃焼をモニターするまでは煙突側だった。慣れた人ほどそこに置く口コミ情報を真似たのだ。そしてそこで常時300度が最高のドライブ状態だと思っていた。

だがモニターするとよくわかる。ストーブトップ煙突側で常時300度ということは、その時の二次燃焼室というのは800度、900度に迫る高温が継続しているか、それ以上になっている可能性がある。つまり焚きすぎの恐れがあるんじゃないだろうか?
二次燃焼をモニターして感じたベスト状態の温度域は、二次燃焼室500〜700度、グリドル250〜350度、煙突側250〜260度前後。もちろん例えばの数値だが、このイメージで家じゅうぽっかぽか。一次燃焼も二次燃焼もバランスよく、ご機嫌にドライブして実にあったかい。
それと比べると、煙突側のあの位置で300度とは瞬間最大値であって、常にストーブ全体をそこまで高温にする必要はないはずだ。



そもそも温度計はグリドルの中央に置くのが仕様だ。
グリドルの中央で何の温度を見るかといえば、230度を目安にダンパーを閉めて二次燃焼に移るときを知ること。
そして350〜400度を目安に空気レバーで出力を下げるべきときを知るということだ。この2点を知るに尽きると思う。
すでに焚き方を会得して温度管理に慣れた人ほどもはや必要ないので煙突側に追いやってしまうかもしれないが、わかってもいない1年目の私がそれをいきなり真似ては、何の温度管理の目安も掴めないのだ。



また上の図のとおり、ストーブトップの煙突側の位置は何の温度を反映するだろう?構造的に見ても、一次燃焼でも二次燃焼でもない、排気温度でもない。これらの温度がアバウトに入り交じっている温度なのだ。それくらいなら煙突に直接くくりつけて排気温度のみを反映した方がずっと確かじゃなかろうか。

焚き方や温度管理にこれから慣れようとしているのなら、
バイメタル式の温度計はグリドルの中央で、操作すべきタイミングを一次燃焼の温度でしっかりモニターすること。我が家のアンコールはそれで決まりだ。


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追記だ。
薪ストーブユーザーなら経験あるように、写真にあるバイメタル温度計は案外とアバウトなものだ。デジタル放射温度計みたいなその瞬間ごとの正確な温度とは言い難い。
だがこの記事はグリドル中央でモニターする基本情報(仕様)の意味を理解したいためのもの。その意味の必要性と、バイメタルの信頼性は別問題だ。

とはいっても、私は記事に書いた2点を知るにおいて、バイメタルは確実に目安を示していると思っている。信頼に足るということだ。いずれ詳しく書こう。



【 薪ストーブ | CO:2 | TB:0 | 17:44 】

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