2010
5年目のアンコール
01/26

ホーローのアンコールが5年経つとどうなるか。
1年目
「ホーローは欠ける」、2年目
「ホーローは欠ける2」で書いたように、5年経っても思うことは変わってない。「暮らしていれば当たり前に古くなっていく」程度の欠けが5年分になるだけ。よく見るとちらほら欠けを探すことができるが、言わなきゃ気づく人もいないし、いまのところ何の問題も不都合もない。あるとすれば、欠けた部分にサビが出るだろうということと、そこからホーローの剥がれが拡大するかもしれないということ。ちゃんとパテで埋めて塗料を塗るホーローの補修方法があるから、いつかの時はそうしよう。

ホーローが欠けることが許せない人もいると思うが、床の間の飾り物とは違うので、使っていれば必ずホーローは欠ける。新築住宅が10年、20年経っても新築ではいられないのと同じ。
でもホーローの美しさは変わらない。光沢が失われるとか、色があせるとか、くすんで見えるとか、それはまったく感じない。冷えた時に濡れ雑巾で拭けば、ホーローはいつでも美しい輝きを取り戻す。
ところで、私のアンコールは5年目から「ウィンク」しはじめた。アンダイアンの片方が半分欠けてまるで「ウィンク」してるだろう?かわいいやつだ(笑)
メンテナンス時に割れたのだ。輪っかについた灰を落とそうとアンダイアンを手に持ってコンコンとグレート(炉床)を叩いた。灰を落とすだけのほんの軽い、ほとんど無意識の行為だったが、コン、のひと叩きであっけなく割れてしまった。気をつけたまえ。
割れた破片を耐火セメントで接着してはみたが1ヶ月と長続きしなかったよ。

【 薪ストーブ | CO:1 | TB:0 | 21:45 】
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2010
シーズン5年目
01/07
私もそろそろ「ビギナーズ・ハイ」(初心者の興奮状態)を過ぎたろうか。
初めて天体望遠鏡を買ってもらい、ひと夏の夜を屋根の上で明かし続けた中学時代を思い出す。初めての家庭。初めての子育て。初めての家づくり。いつだって「ビギナーズ・ハイ」だ。楽しいねえ。
「初心者に一番近い経験者」たらんとして始めたこのブログだったから、実は3年でやめようと思っていた。趣味や日記とかでなく、ただ情報として初心者の疑問を整理したいと始めた。だから初心者でなくなったらブログは終わる。
もちろん人生いつだって「ビギナーズ・ハイ」。10年、20年たっても薪ストーブに「ビギナーズ・ハイ」でブログは続くかもしれないし、そうでないかもしれない。本当は奥さんに「ビギナーズ・ハイ」ってのが一番いいのだろうけれど(笑)、、、、。
さて、シーズン5年目。
すっかり慣れて、薪ストーブの暮らしは空気のような当たり前の毎日だ。
8トンの薪づくりは自分なりに確立したし、焚き方も定まってきた。暖かいし、寒い思いはしない。慣れた分だけ早起きもしなくなったし、無駄に働きもしないしマメでもない。二次燃焼もさほど気にせず、放射温度計とか二次燃焼のモニターとか5年目は一度もしていない。興味がなくなったとか愛情がなくなったという意味ではなくて、それがごく普通の「暮らし」というものだ。
少しずつ、気が向いた時に書いていこう。
【 薪ストーブ | CO:5 | TB:0 | 02:24 】
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2009
デジタル温度計6
02/27

案の定、私が使った秋月電子のステンレスタイプのプローブも約2ヶ月で交換だ。
写真のとおり、ボロボロ。熱でやられてステンレス管も裂けてしまった。当然まともな温度は表示しないからお払い箱。
「二次燃焼をモニターする」で書いた位置で長持ちするよう測定していたのだが、それでも耐えられなかったということだ。
毎日毎日、800度にもなる高温で焼かれ続けていれば無理もないといったところか。700円という安価だからいいものの、プローブだけで数千円から数万円もするようなちゃんとしたデジタル温度計だったらとてもやっていけないね。

よくみるとリード線タイプのプローブをステンレス管で保護しているだけの構造みたいだ。ならばと温度を感知するのであろう先端部分だけを残して、耐熱テープでステンレス管をグルグル巻いてみることにした。少しは耐久性が増すだろうか。
新しく替えたばかりのプローブは感度がいいね。気持ちよくぽーんと700、800度で安定した温度を表示する。ものすごく上手に焚けてる気にしてくれる(笑)
逆にいえば、高温に焼かれて温度表示の精度は日々落ちていってたんだろう。それはたぶんコンバスターの性能にもいえることなんだろうね。

ダッチウェストでは二次燃焼をモニターするプローブ温度計が標準仕様のように、アンコール触媒機でも二次燃焼をモニターする必要性は少しも変わらないはず。本来は何らかの方法で標準仕様であっていい。
もしくは壊れないコンバスターと二次燃焼室。それがクリアできたらアンコール触媒機のアドバンテージはますます揺るぎないものになると思うのにね。
【 薪ストーブ | CO:2 | TB:0 | 00:20 】
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2009
VCストーブはこうして作られる
02/13

誰か上の画像のリンクを翻訳してくれないか?(笑)
本題としては正直それが言いたいのだが、バーモントキャスティングスのストーブがいかにして作られるかが映像になっている。「アメリカンビルダー」という番組の一つのエピソード。
ディファイアントで紹介しているがまさに鋳物の鋳造工程。スクラップを溶解して鋳型に流し、巨大な振動機?で型を粉砕し、鋳物を取り出してる。バリを取ったり、組み立てたり、塗装したり。
勝手な想像だが、金属成分の比率?とか、塗装の配合?とか、他にも実験らしい箇所も見てとれるし、おそらく全ストーブのオリジナルの鋳型なんだろうがズラリと倉庫に保管されている。世界のバーモントキャスティングスのストーブはここで作ってたんだぜ、っていかにも誇らしげだ。
意外と機械化されてるんだろうが、いつか見たような工場というか、懐かしいというか、暖かいというか、いかにも薪ストーブ鋳造してひとつひとつ組み立ててます、って映像だ。
大好きだね。
まあ、見る人が見れば見方は違うんだろうが、、、、英語で喋ってる内容が知りたい(笑)
ちなみに、CFM社はいつの間にかMHSC社に合併している。2008年から。メールするならそっちだったんだね。再編にしろ買収にしろ、バーモントキャスティングスやダッチウェストのブランド名は受け継がれていくし、力のある会社によって薪ストーブづくりが充実するならそれも悪くない。コンバスターもステンレスになることだし、薪ストーブはこれからも楽しみだ。
MHSC(モネッセン・ハース・システムズ・カンパニー)
http://www.mhsc.com/
【 薪ストーブ | CO:2 | TB:0 | 15:34 】
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2009
二次燃焼をモニターする6
02/09

上の写真はある日、スロートフードが赤熱した場面だ。
ビールを飲んでネッ転がっていてふと見ると赤熱している。鉄が赤熱する温度は800度とも言われ正確にはわからないが、いかにも変形がすすみそうだしオススメできるものではない。メーカーもストーブのパーツを赤熱させるなと言っている。
ところがこの時、二次燃焼室をモニターするデジタル温度計は750度。特別高くもない、普通だ。これだけ赤熱しているのだからコンバスターはさぞや燃え盛り、二次燃焼室を高温で焼いていると思ったのに。
代わりに最高記録なのは、一次燃焼のグリドルの中央だ。この時400度。つまり尋常でない高温になっているのは一次燃焼の方だ。この日、スロートフードが赤熱したのはコンバスターが過燃焼したからでなく、一次燃焼の高温がきっかけなのだ。

私はコンバスターが壊れる理由を二次燃焼室に探そうとしていた。だが二次燃焼をモニターするうちに、コンバスターはそれ自身で勝手に燃えすぎたりしない。そうさせているのは一次燃焼だと思うようになった。
「高温」と「高温の未燃焼ガス」と「未燃焼ガスの量」、この条件が一気に揃うとコンバスターは激しく燃える(注*)。条件を揃えるかどうかは、一次燃焼室の燃え方次第なのだ。それは空気レバーの操作はいうに及ばす、薪を入れる量、樹種、時間とタイミング。私の場合はその条件を揃えやすい焚き方になってるんじゃないだろうか。
(注*)もちろん二次空気が欠かせない。ただこの時の二次空気はほぼ一定かつユーザーは操作して量を変えることはできないのだから、唯一、制御できてコントロールすべきは一次燃焼ということになる。
「薪ストーブは一次燃焼である」
アンコール触媒機はその抜群の性能からつい二次燃焼システムに意識がいってしまうが、二次燃焼は副次的に用意されたシステムであって、本来はそれほど意識しなくても発揮できるようになっている。
アンコール本体のほとんどを占める一次燃焼室の大きな空間をいかに良く焚くか。そして適度に焚くか。コントロールすべきは一次燃焼なんだな。
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追記だ。
この記事のコメントで同じアンコール触媒機のnnishiさんがたいへん参考になることを書いている。なぜ自分のコンバスターは壊れるのか、ひとつのヒントになるだろう。
【 薪ストーブ | CO:2 | TB:0 | 13:37 】
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